投資信託とは、沢山の人から集めたお金を一つにまとめ、それを株式や債券等に投資し、収益を上げていく事を目的とした商品です。
収益を上げる事によって、その収益を投資してくれた人へ分配します。
基本的に、各投信によって購入の為の、基準価格が設定されており、
運用状況によって、この価格が上下します。


投資信託の種類
・株式中心に運用を行う株式投資信託や、国債や公社債、短期金融商品等を運用する、公社債投資信託等があります。


投資信託のリスク

・価格変動リスク
株価変動のリクス--株式を中心に運用を行う、株式投資信託では、組み入れ銘柄の株価下落等により、基準価格が下落する可能性があります。

（逆も然り）
一般的に、小型株は大型株よりも大きく変動する傾向があります。
（小型は新興市場を中心としたもので、大型は東証１部上場を中心とした商品です）

公社債の価格変動リスク--公社債の価格は、金利に大きな影響を受けます。
金利が上がると、債券価格は下落し、金利が下がると債券価格は上昇します。
また公社債の価格は、発行元の信用状況によっても変動し、信用力が低下すると、価格が大きく下落します。

・為替変動リスク
外国の株式や債券に投資する場合、為替の変動によっても価格が変動します
外貨建ての場合、円高が進行すると資産価格は変わらなくとも、
為替によるリスクが生じます。


換金方法
・追加型の場合--基本的にはいつでも解約可能です。ただ、ファンドによって様々なので、これは事前に調べておきたい所です。
また、30日未満の解約については信託財産保留金といって、一種のペナルティー手数料を支払わなければいけないので、注意が必要です。

・単位型の場合--こちらは事前に運用期間が決められているので、
基本的に償還日（満期日）まで売却は不可能です。

従って単位型のファンドに投資する場合は、その資金が満期日までに必要でない資金かをよく考えてから投資しましょう。


投資信託の税金
・収益の分配金及び償還金のうち、元本超過分（儲けの部分）に対して、

２０％の源泉分離課税が行われます。

よって税額は販売会社が収益分配金や償還金を支払うときに徴収（源泉徴収）して税務署に納税しますので、自分で確定申告等をする必要が有りません。